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S×強気で恋になる

第47章 俺の甘え方


疲れた・・・
リハビリもあるけど、とりあえずあと一週間でギブスとれるんだ。
そしてら、パソコンもっとできるし
仕事もバリバリ復帰できる

それまでの辛抱だ

にしても骨折ってから
俺人変わったよ、ほんと

今男と付き合ってるし・・・
なんか逆らえねーし

これ、治ったらある程度は岡崎に抵抗しよ・・・。じゃなきゃ、完全にあいつのペースだ。


今日なんだろ、晩御飯。
もうあいつ仕事かな・・・

っ、あいつのこと考えるのやめなきゃ!
って思ってんのに、
俺の頭の中にでてくんじゃねーよ


「純!!待って!!」
「え?」
振り返ると小鳥遊が走ってきた

「お前帰りの支度すんのはえー。なぁ、今日呑みにいこーぜ。俺が奢ってやるよ!」
「いや、俺最近人前で酒呑むのやめたんだ。」
岡崎の前以外で呑んでねぇ。
岡崎の前でも嫌だけど、寄って乱れたときに岡崎の方がまだほんのちょっと俺を放置しないぶん安心できるけど、他の人は・・・夏目のこともあったし、中野部長みたいに放置されるかもだし、うん、俺酔うと甘えるみてーだから・・・呑まないって決めたんだ。

記憶なくなるし・・・

「はぁ?俺とお前の仲だろ?送ってやるし、そんなに呑まなきゃいーだろ?あ、お前の家で呑むか?」
「いや・・・遠慮しとく。俺まじで乱れるから。ごめん。」

純、反抗期かぁ?
俺の言うことに従え!!!

黙って歩き、大通りまででる。


「誰か待ってんの?お前の帰り。」
「・・・んなやついねーよ。」
「じゃあ、今日の晩何食べんの?片腕で料理してんの?」
「っ、お前うるせぇ。だまれって・・・」

こいつずっとクールぶってるよな・・・
自分のことあんま話さねーし
あぁ、とか、いや、とかしか
言わねーし・・・。

しかも口悪い・・・。

「なぁ。飯作ってやる。お前の家どこ?」
「いや、いいから!!ほんとに、気持ちだけで。」
「いいって。お前こそ黙れ。」

え、ちょ、こいつなに!?
まじ強引すぎるって!!
どーすんだよ岡崎いたら!!
っーか、なんか宿題とかって机の上に卑猥なもん置いてあるかもしれねーし・・・冗談じゃねぇ!!!



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