テキストサイズ

S×強気で恋になる

第47章 俺の甘え方

逃げるか?

そう思って無視して早歩きをして、撒こうとする
と、ガッツリ左手をもたれた

ビクッと身体が震える

「俺に、触るな!」

それに俺・・・


昼休憩でもお前がずーっとつきまとうから
パンツ履き替えれてねーんだよ!!

トイレも大便とこでしかできねーし
窮屈だし、俺の息子がきゅうきゅう
なってんだよ・・・
もう一人にしてくれ

「小鳥遊。お前いい加減にしろよ。いいって言ってんだろ!!」
「ちょっとだけだろ。いいじゃん、俺さ、あんまり彼氏とうまくいってなくて・・・相談のってほしかっただけだし。まあ、いいや。」

こーゆーこと言うと、人が優しい純なら
付き合ってくれるはず。
ほらな、困った顔しやがって
可愛いな、まじで

「はぁ?っ、じゃあ、ちょっとだけだぞ?店で呑むくらいなら・・・」
「お前最高。オススメのとこあんだよ。タクシーひろうぞ。」

状況が読めないのか
わけわかんない顔をしている純を引っ張り
タクシーに押し込む

「は?ちょ、電車で行けばいーだろ?!」
「傷心の俺のこと慰めてくれんだろ?俺が奢るから気にすんな」

そーじゃねーって・・・!!
それに、車乗ると
眠くなる・・・



ストーリーメニュー

TOPTOPへ