テキストサイズ

S×強気で恋になる

第48章 小さな亀裂

「起きろ。純、呑んで語ろうぜ」
「・・・・・・ここどこ・・・?」

っ、俺の家・・・?
なんで?

「酒あるぞ。早くこっちこい」
カチャっと寝室を出ていく小鳥遊の姿を目で追う


あいつ勝手に!!!
俺の家に勝手に人がいるだけで嫌悪感がするのに、俺寝てたから何されたかわかんねぇ・・・

最悪だ・・・

クローゼットとか開けた感じがねえな

「純、はやくしろー!俺の相談のれー」
「・・・・・・うるせぇ。わかったから、呑んだら帰れよ?!」

はぁ・・・

ため息をつきながらリビングへいく

あれ?机の上なんにもねぇ・・・
小鳥遊が、買ってきた酒だけか?

「・・・なぁ。・・・・・・飯・・・なかった?」
いっつも絶対作ってくれてる飯がねぇ

「はぁ?なかったけど?あ、やっぱお前誰かに作ってもらってんだな?」
「馬鹿野郎!!ちげーって。おい、早く呑むぞ!!」

俺の飯・・・
作るの忘れたのかな・・・

なんかちょっと悲しい・・・
あいつの飯、食いたかったな・・・

「ほら、じゃんじゃん呑め。ウイスキーとか好きだろ?」
「うん。ちょっとだけ・・・な?」
「あぁ。お前のペースで呑め。あと、ビールと日本酒とウォッカ買ってきた。たくさんあるから、まあ話しながらな?」
「あぁ。・・・・・・なぁ、なんかメモとかなかった?」
やっぱ岡崎が気になる
なんか、このテーブルで小鳥遊と2人って居心地わりーよ・・・。

「なかったって、なにも。なぁ、誰の話してんの?お前の彼氏について聞かせろよ。」
「っ、いや言うこと何もねぇし・・・なんか、まだ慣れねぇから・・・彼氏って言うな・・・」

顔赤くしてんじゃねーよ
いっぱい呑め

んで、挿入ねぇから
ぶっこまねぇから
お前の身体・・・

触らせろ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ