S×強気で恋になる
第48章 小さな亀裂
くそ・・・
純でかいから重い・・・
慎重に運びながら
ドアをあけて中にはいる
ん?いい匂い・・・
ガチャっと廊下のドアをあけると
テーブルの上にメモ書きと晩御飯と思われる料理がならんでいた
とりあえず、寝室どこだ?
ここか?
カチャッとあけて、中に入り
純を寝かす
まだ起きねぇ・・・
起きたら呑もうな?
そう思いながら、寝室の電気を消す
再びリビングに戻り電気をつけた
うまそーだな・・・
バジルとトマトのソースのポークソテーに
ブリの照り焼き?
こいつ普段こんな豪華なもん食ってんの?
じゃねぇ・・・
料理の横にあるメモをみる
ー帰ったらメールしろ。菓子食うな。飯を残さずちゃんと食え。風呂はいって寝る前に電話しろ。一人で寝れなかったら、病院こい。浮気したら殺す。
真一
っ、俺の純にここまで強要して
独占欲のかたまりみてーなメモ残してんじゃねーよ!!
ビリビリに破って捨てる
パッとキャビネットを見ると、純が全裸の写真がいくつかあった。
イク顔に、悶えてる純、制服をきて自慰をする純
なっ・・・・・・
俺の綺麗で顔が整っていて、何やってもパーフェクトの透き通ってる純に、こんなことさせやがって!!!
食事もそのままゴミ箱に捨てる
早く別れろ
こんなやつお前に合わねーよ!
俺だったら、もっと優しく愛でてやるのに
寝室にいき
電気をつける
ベットの横の棚をあけると
日頃から使っているであろう
縄やガムテープや玩具やが1番下の棚に入っていた
っ、くそ・・・
こんなことしていいのは
俺だけだろ。
純。
真一って男なんか捨てちまえ。
苦しそうにしたのを見逃さず
シャツのボタンをもう一つあけると、ネックレスのようなものが見えた
お揃いか?!
こんなもん切ってやる
と思って引っ張ると、止め具をみつける
こいつ片手だから自力でとれねーのか
俺がとってやるからな?
ピッとネックレスを外し、
ポケットに入れる
あ、2人っきり邪魔されちゃ困るからな
純のカバンから携帯をだし、
真一とやらにメールをする
ー帰った。飯食った。
風呂はいって寝る。横山
送信っと
履歴見てから返したほうがよかったかな。
まあ、いつもこんな感じで返してるだろ
そして純を起こした