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S×強気で恋になる

第3章 病院

ドサーッっと
ソファーに突っ伏し深くため息をつく

とにかく、疲れた
昼間の病院といい、帰りの道中といい
第一不便すぎる。
オートロックすら左手でまともに開けれない。
買い物もしにくい。
それはそれはすごいストレスで、俺はものすごくイライラしていた。

だってマンションの15階に一人暮らしだろ?
もちろん、面倒くさいので彼女もいねーし。
ってことは、お風呂も食事も着替えも、全部1人で、しかもこの不器用すぎる左手でこなさなきゃならねーってこと・・だよな、、。
あー・・・考えただけで、疲れる。

とりあえず、、、飯、、、

そう思って
重い足を引きづりながら、冷蔵庫を開ける。

っ、、見事になんにもねぇ、、、インスタントだけか。
ふぅ〜っとまた、ため息が出る。
この際、彼女でも作るか。
そんなことを思いながら、俺は苦戦しながらカップラーメンをすすり、なんとか床に就いた。

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