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S×強気で恋になる

第3章 病院

痛ぇ・・・
なんてことしやがるんだ、こいつ・・・

俺が悶えていると、
ニヤニヤしながらベッドに座って
また俺を見下ろした

「点滴終わるまで、ここにいろ。見張っててやってもいーんだぞ。言うことを聞かない患者には制裁しようかなぁ。」

「なっ••••」

「冗談だよ。とにかく、お前これから3ヶ月ソレだから、大変だぞー日常生活。あと、なんっつたかな夏目?かなんか、お前の同僚。心配してたぞ。」
「・・・・そうですか。」

会社、大丈夫だろうか。でも俺の仕事、、、片付いてたか。ふとそんなことを思う。
にしても、コイツ・・・
いつまで座ってんだよ!

俺のギプスに手を置いてるあたり、、、怖いっーか声が笑ってないっーか。。。

そう思いながらぐっと睨むと
さも楽しそうにニヤリとされる

「っ、てめぇ・・・・いつまで座ってんだ。点滴終わるまで寝るから、どっかいって下さい。」

そう言うと、そんな俺を面白そうに意地悪く笑いながらギブスをしている俺の肩を押した。

「っ、・・・いって!!!!なにすんだよ!」

ズキっと痛みが走って
ジンジンと骨の奥まで疼く
もう勘弁してほしかった。
なんでこんなに絡まれなきゃいけないのか。


「俺は岡崎真一だ。名前で呼べ、社会人ならな純平くん。」

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