S×強気で恋になる
第49章 自由?
「和也専務、今日なんかご機嫌じゃないですか?」
「そんなことはないだろ。」
「えー?いつもよりニヤけてますよ。じゃ、この件進めておきますので。失礼します」
デスクに座りため息をつく
俺ほんとどーしたんだろ
純平が俺の横で寝てから
なんかあいつみると変に構いたくなる
最初は俺の大好きな真ちゃんのツレだからかと思ってた。けど、この気持ちなんなんだ?
もやもやする・・・
俺はノーマルだ
隆彦も悠二も真ちゃんも、雅史も
みんなゲイなのは、バイの父親の影響だ。
小さい頃から、男も女も好きになってヤリたいやつとヤればいい。とかよく言われたし
俺なんかノーマルで怒られた。
男を知らないなんて人生損してるって
別に男がダメなわけでもない
真ちゃんのこと、結構好きだし
いや、でもセックスはできんな
で、いろいろ考えて俺はノーマルだ
に落ち着くんだけど・・・
はぁーっと再びため息をつく
純平に今日飯何作ってやろーかな
その前に真ちゃんが送りつけてきた
純平対策マニュアルとやらを
拝見しよーかね・・・
こんなもん作って、あいつも暇だな
カチッとメール添付で送られてきたPDFを開いた