S×強気で恋になる
第55章 絶対離さない
「お風呂・・・一緒に入るか?」
「・・・いや」
こいつ!!!!
このムードぶち壊すよな・・・
俺の怒りが伝わったのか
純平が俺の顔をチラッと見る
「一緒に入って何が楽しいわけ?」
「お前の裸体見るだけで興奮すんだろ。もしかして、もしかしたらなんてことも考えるだろ。・・・入ってくんねーなら、いじけるぞ。」
「・・・ヤんねーならいいけど、今日は疲れたから、本当に嫌だからな・・」
そう言って、真一を見ると
目をショボショボさせていた
眠そうー・・・
「真一眠いんだろ?」
「・・・眠くねーよ。ほら、早く風呂入るぞ。下着とってこいよ」
そう言うから取りに行くものの
振り返るとウトウトしていた
本当に寝てなかったんだ・・・
俺より先に寝たこと
1、2回しかないから
珍しい・・・
なんでかわかんないけど、
いたずらしたくなって
唇にチュッとする
「ん、・・・起きてるから・・・待って・・」
寝ぼけてる・・・
なんか安心する
真一だ