S×強気で恋になる
第58章 キスの味
「マダム。いい男集めたか?」
バサッとブランドのスーツの上着を投げ捨て
カツカツと高い足音を鳴らしながら奥の部屋に向かう
「今日のは最高よ!真ちゃん、ゆっくりしてってねー!」
マダムご機嫌だな
さては株でも儲かったか?
そう思いながら、扉を開ける
あ?
リボンに目隠し
マダムも粋なことしてくれんじゃねーか
そう思いながら、目の前に立つと
俺の体が震えた
・・・・・純平
「・・・ここにいるってことは、抱くぞ。」
「っ、ちょ、・・・お前、本当に・・・俺の・・恋人・・だった、のか?!」
「・・・例えそーだとして、それはお前の想像だろ。俺を感じて・・思い出せ。それが出来ないなら、俺はもうお前から消える。」
消えるって・・・
まだわかんねーんだよ、本当に
そう考えていると
突然ヒタヒタと体を触られる
どこか懐かしいような
手つきにわけがわからなくなる
目隠しとって・・・
そう思っていると生温かいものが俺の唇を覆った
クチュッ・・・チュッ・・チュックチュ・・
「んっ・・・ふっ、ん、・・・・・」
「キスだけでトロトロ。何がホモじゃないだ。身体はちげーみてーだな。」
脚を吊り下げられて
露わになっている秘部に指を這わせる
「っ、ん・・・ひゃっ、あ、指入れんな!!っあ、ん、やだ、か、・・っん、やぁ、・・」
グチュッグチュッグチュー
一本二本と指を増やし
内壁を抉った
「っ、や、っあ、・・・おか、ざ、・・めろ、・・」
「思い出せ・・俺を。脳で無理なら身体で思い出せ。アホ犬・・・!!!」
っ、くそ・・・
止めらんねー
トロトロトロっと媚薬の小瓶を
純平の口に流し込み
余った液体をケツの穴に塗りたくる
どーせ最後なら
気持ちよくしてやるよ!!!!!
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