S×強気で恋になる
第60章 俺の知らないこと
時差ぼけ?
なんか真一眠そう・・・
っーか寝てる?
っーか俺、ずっとしゃぶってんのキツイんだけど
そう思って口を休めると
真一が目を開ける
「・・・休むな。悪い子だな。」
「・・・お前疲れてねぇ?寝る?」
「お前が眠いんだろ。じゃ、俺これ適当に抜くわ。」
そうじゃねーけど・・・
真一だって天邪鬼じゃん
そう考えていると
真一が立ち上がり、トイレに向かう
いやいやいや、俺ほどけ
「真一!!!俺、・・解いて!」
「・・ミノムシみてーで可愛いだろ。ゴロゴロしとけ。」
っ、キツイんだって
麻縄だから擦れるといてーし
俺のモノは貞操帯で締められてるし
最悪な状態でしかねーんだけど
くそー・・・
まじで
なんでもいいから
一度でいいから
真一のことぎゃふんって言わせてぇ・・・
俺ばっかヤられて
好き勝手されて
ドMとか言われて
黙ってられっか・・・
でも、そー思ってたのに
ここまで来ちゃったんだよなー
はぁ・・・
真一に勝ちてぇ
っーかあいつソファーで寝てんじゃねーだろーなぁ!?
本当に寝室に放置してんじゃねーぞ!!
「・・真一!!!!起きてる!?真一!!??」
やべえ、静かだ
っ、くそ
この格好で移動したら、それこそ笑い者だ
ミノムシじゃん、
でも、このまま放置はごめんだ
そう思って体をよじり、ベットから落ちる
と全身アートのように縛られていたため
もろに落ちる
ドン!!!