S×強気で恋になる
第60章 俺の知らないこと
っあ?・・・・どーなってる?
俺は目を開けてチラッと純平を見る
俺に気づかねーし
起きてるよバカ
っーか・・・甘噛みすんな
犬か猫か・・・ペットだな
「なにしてんの?純平、やめろ。起きたから。」
うわ、その角度から
俺を覗き込むなって、、、
上目遣いも涙目も、天然。そんなん素でやってんじゃねーぞ。
「・・・解いて。俺・・皮膚痛い」
「這ってきた?可愛いな。撫でてやろーか?」
そう言うと、真一が
まるで床にいる犬や猫を撫でるように
ただ撫でられる
「やだ、・・・それ、やめろ、・・!!真一、・・・寝よ、ベットで、一緒に・・!!!」
「お前・・・。まあ、いいや。寝ようか。」
こいつ抜かなくていいんだ。
貞操帯まだイケんだな・・・。
可愛いな。
本当はお仕置きもっとするつもりだったけど
一緒に寝ようか
待っててくれたんだしな。
俺の目をじっと見ている純平の頭を撫でる
と、それは好きなのか
嫌がらない
「そんなんで、SM総会大丈夫か?Mはペットの部屋で待機する時間あんのに。言うこと聞けよ?今度。」
「・・・・・うん。・・約束だから行くけど、俺のこと大事に・・してよ?」
「わかってるよ。ペットフード食べさせたりしてねーだろ?俺は、お前と同じ飯食ってんだろ?ハサミとってくる。」
真一が立ち上がりハサミを取りに行く姿をみる
待て待て。ペットフード食べさせたり?
どーゆープレイ?!
そんな奴らと同じ部屋?!
ふざけんな!!やっぱ、無理かも
やくそくだけど、行きたくねーよ・・・