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S×強気で恋になる

第62章 旅行が教えてくれたこと



落胆しながら階段を降りていた


すると踏切の先の公園が目に入る
いつもは公園なんて見ない
いつもは前しか見ない


なのに、ふと横の公園に目がいった




運命かもしんねぇ





そう思うほどだった








だって、そこのベンチに
スーツを着崩した純平が






目を閉じて気持ち良さそうに風に揺られてたから






あ、いた・・・・





吸い込まれそうなくらい妖艶で
虜になるような眼差しで





俺は引き込まれるように
その公園へと走った









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