テキストサイズ

S×強気で恋になる

第62章 旅行が教えてくれたこと


車から降りるよう支持されても
下半身が疼いて
どこに力を入れていいのかわからない


降りれねーよ!!!

ぐっと手に力を入れると
ドアを開けていた真一が呆れ顔をした

「ったく、・・・可愛いすぎ。抜いてやるから、歩ける?」
「あ、歩くよ!!!!っ、早く抜け、バカ!!」
「可愛くねーな。」

少し凄まれた、と思ったら一瞬で俺は真一に担がれる

ホテルのエントランスで美形な長身男が綺麗な男を担いでる。

それだけで注目が集まり
こんなところで勃起している俺は
周囲にバレてないとはいえ
泣きそうだった


「降ろせ!!!降ろしてってば!!」
「無理。もー逃がさねーぞ。このまま貸切露天風呂で雄大な景色を眺めながらセックスしよーぜ」
「は!?温泉、俺初めてなんだぞ!」
「大丈夫。正しい入浴仕方だから。それに露天風呂。温泉じゃねぇ。」

そんなやりとりをしながら
エレベーターを降り
適当に服を脱がされたと思ったら
そのまま風呂に投げられる

わ!!!
いってー・・・・


と思ったのもつかの間で
その上にのしかかるように
真一が飛び乗ってきた



ちょ、溺れる、から!!!


っ、だ、や、め、あっあ!!!!!


「純平。ふるさとでの思い出、エロっちいことしか思い出せねーよーにしてやるからな。」
「ちょ、真一、落ち着いて・・・!!!!」

ぎゃー、変態


殺されるっーか


こんな大きいお風呂で
のしかかられて


溺れそーだし


抵抗できねーし


これが



正しいのか!?



露天風呂、最悪じゃねーか



っ、お湯が白くて
真一の手が見えねーから



っ、怖い!!


ストーリーメニュー

TOPTOPへ