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狼男子の扱い方

第11章 夜、正門での行為






ガタンと電車に揺られながら

あたしのあたまの中は
不安のような

恐怖のような…そんなものを
抱えていた。





だって…


もし、まだいたらだよ?







…でも、もう9時だし



いるわけ、ない







………
















学校から歩いて3分の
最寄り駅につき


あたしは急いで駆け降りた。














学校は

電気もすべて消えてる。




門も

当たり前のように閉まっている












なのに














「なんで………、」

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