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無自覚な美形くん

第4章 第四章

はぁ〜前に立ったのはいいけど、俺喧嘩なんてできないし、敬太一人じゃ不良五人も倒せないだろ…。



結構やばい状態じゃん!



後ろで尻もちをついていた咲斗が立ち上がり、俺と敬太を押しのけ前に立つ。



「危ねぇから、咲斗は下がってろって!」



敬太が言うのを無視して不良達に言い放つ。



「だから嫌がってるから、離せって言ってんだろ?馬鹿には日本語も理解出来ねぇのか?」



えっ…話し方変わってない?え?え?


「な、ふざけんなよテメェ!!」



まぁ、キレるよな普通。



5人いるうちの1番前にいた男が、咲斗に殴りかかる。



危ない!





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