無自覚な美形くん
第4章 第四章
「あ、そうだ!お前大丈夫か?」
さっきの子に気づいたのか、慌てて駆け寄りその子の目の前にしゃがんで聞く咲斗。
ホッとしたのかまた泣きだしたその子の頭を優しく撫でたと思ったら、グイッと引き寄せ抱きしめる。
えーっ!なにしてんの⁈ずるいよ
「大分落ち着いたか?」
「あ、はい!ありがとうございます」
名前を聞いてからその子と別れ席に戻る咲斗について行く。
「いいなぁ~僕もギュッとしてもらいたかったぁー」
「ん?別にしてやるけど、今シャツ濡れてるから無理だな」
え?濡れてなかったらしてくれるの?シャツ濡れててもぜんぜんいいのに!
「えぇーそんなぁ」
涙目で上目遣いをすると
「あーもう、わかったよ。濡れてるから抱きしめてやれねぇけど、代わりに。チュッ」
頬っぺにキスをされる。
絶対今顔真っ赤だと思う。だって顔熱すぎる。あーもうこんなのされちゃ好きになっちゃうでしょ!
さっきの子に気づいたのか、慌てて駆け寄りその子の目の前にしゃがんで聞く咲斗。
ホッとしたのかまた泣きだしたその子の頭を優しく撫でたと思ったら、グイッと引き寄せ抱きしめる。
えーっ!なにしてんの⁈ずるいよ
「大分落ち着いたか?」
「あ、はい!ありがとうございます」
名前を聞いてからその子と別れ席に戻る咲斗について行く。
「いいなぁ~僕もギュッとしてもらいたかったぁー」
「ん?別にしてやるけど、今シャツ濡れてるから無理だな」
え?濡れてなかったらしてくれるの?シャツ濡れててもぜんぜんいいのに!
「えぇーそんなぁ」
涙目で上目遣いをすると
「あーもう、わかったよ。濡れてるから抱きしめてやれねぇけど、代わりに。チュッ」
頬っぺにキスをされる。
絶対今顔真っ赤だと思う。だって顔熱すぎる。あーもうこんなのされちゃ好きになっちゃうでしょ!