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無自覚な美形くん

第4章 第四章

「お、お前髪!てかはっ?咲斗だよな?」



敬太が驚き言うと俺らのほうに振り返る。



「え、咲斗だけど?」



何言ってんだ的な顔でこっちを見る。



「お前髪どうしたんだよ⁈それに口調も変わってるし」



髪を触りはっとした顔する咲斗。



「あ、、、あー初日にバレるとかありえねぇ…」



諦めたように眼鏡を取り、前髪をかき上げる。



えっ?えぇ~何このイケメン!


きゃあああ~っと黄色い声が食堂にいたやつ全員から聞こえてくる。



「ん?どうした?みんな顔真っ赤だぞ」



ネクタイを緩めながら言う咲斗に、さっきよりもすごい黄色い声が食堂に響く。



やばいよやばいよ。鼻血出して倒れてるやつもいるし。


濡れててただでさえエロいのに、あの仕草は反則でしょ!




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