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夏の秘密

第10章 わからない気持ち



夏「さよなら」

総一郎「…」

夏「…」

総一郎「…」


何も言わない
自分の事を引き止めもしない
本当に総一郎は自分の事が好きなのだろ
うか…


夏「…忘れよう」


最近の自分はどうかしていた
あの人に会えない、触れ合えない寂しさ
から
総一郎と一緒にいただけ
ただそれだけだ

今すぐには無理でも時が経てばきっと
きっと元の自分に戻れるはず
時が経てば…


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