私のH
第10章 9人目
『好きな奴って…どんな奴?』
その声があまりにも切なく聞こえて私は振りほどくことが出来なかった。
『う~ん。
たまに優しい所とか?
かっこいいし…。』
『そっか…。』
そのあと何て話していいか分からなくて沈黙が続いた。
なおの顔は私の右耳の所にあって…耳に息がかかっていた。
たまにビクッとなる体をばれないように…装う。
なおは私をぎゅっと抱き締め顔がさらに耳に近付く…。
私を試すように息を吹き掛けられた。
さっきから感じるのを我慢していた私は
『ひゃ…ぁん。』
と体をびくっとさせながら声をだしてしまった。
『くすっ。りぃーち。
耳…弱いんだ。』
からかうように言われ恥ずかしくなって腕を振りほどこうとしながら…。
『もうっ。』
と抗議しようとするも、ぎゅっと力を入れられ振りほどけなかった。
なおは耳に口を近づかせてまた息を吹き掛ける…。
次は声が出ないように私は声を我慢することに精一杯。
次の手を知ろうと耳に意識が集中していた。
すると生暖かい物が耳を撫でた。
ぴちゃっ…。
と音をたてながら。
その声があまりにも切なく聞こえて私は振りほどくことが出来なかった。
『う~ん。
たまに優しい所とか?
かっこいいし…。』
『そっか…。』
そのあと何て話していいか分からなくて沈黙が続いた。
なおの顔は私の右耳の所にあって…耳に息がかかっていた。
たまにビクッとなる体をばれないように…装う。
なおは私をぎゅっと抱き締め顔がさらに耳に近付く…。
私を試すように息を吹き掛けられた。
さっきから感じるのを我慢していた私は
『ひゃ…ぁん。』
と体をびくっとさせながら声をだしてしまった。
『くすっ。りぃーち。
耳…弱いんだ。』
からかうように言われ恥ずかしくなって腕を振りほどこうとしながら…。
『もうっ。』
と抗議しようとするも、ぎゅっと力を入れられ振りほどけなかった。
なおは耳に口を近づかせてまた息を吹き掛ける…。
次は声が出ないように私は声を我慢することに精一杯。
次の手を知ろうと耳に意識が集中していた。
すると生暖かい物が耳を撫でた。
ぴちゃっ…。
と音をたてながら。