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俺が幸せにするから

第23章 お祝い

松潤は実樹を手伝ってくれてる。
気がつくな~。
手際よく料理をしている二人。


実「オムレツ、上手く出来ないの。今度おしえて」

松「ママでも出来ないものあるんだ。いいよまた教えるよ」


何だかちょっとやけるなぁ。
すると、突然大きな声を出す実樹。


実「えー!!」

翔「どっ、どうしたの?」

実「いや…ごめん…何でもないから」


クスクス笑う松潤。
なんだよ~、気になるじゃねぇか…。


二「お祝いしようって言ったのに、お世話かけてしまいましたね」

相「本当にごめんね」

実「全然気にしないで。色々ありがとう。子供達も喜んでるし、それがなによりうれしいよ」

松「それ、みんなで旅行したとき、川原で聞いたセリフと同じ」


俺の耳がピクピクっと反応…


翔「何?川原で聞いたセリフって」

松「気になる?」

翔「いや…別に…」

実「ナ・イ・ショ」

松「ナ・イ・ショ」


俺の気も知らないで、妙に明るいじゃねーかよー。


時間も遅くなり、実樹と子供達は先にやすんだ。


実「後はご自由に楽しんでね」


さらに酒はすすむ。




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