テキストサイズ

俺が幸せにするから

第15章 ひとつ…

実「何か私…翔ちゃんのファンの子達に申し訳ない事してるね」

翔「申し訳ない事って?」

実「年上、子持ち、もうすぐバツイチになる
人間と付き合っているわけだし・・・」

翔「みんなわかってくれるさ!ちゃんと話せばきっと応援してくれるよ」

実「そう願うよ」

何だか実樹の声が、明るかった。



翔「リーダーから心配してメールがあった。
応援もしてくれてるんだけど、実は乗り換え無料って本気だったって。正直ビックリしたよ」

実「本当?うけねらいじゃない?」

翔「マジだよ。諦めたとはいえ、何か警戒しちゃうなぁ」

実「私も潤君からあったよ。それでね…潤君
翔ちゃんの事、好きなんだってね。私、悪い事したゃったね」

翔「やきもき・・・やいた?」

実「いや・・・ちょっとびっくりしただけ」

翔「俺はやいたよ。実樹と松潤、川原でいい感じだったから、気になっちゃって・・・」

実「ありがとう、翔ちゃん…」

そう言いながら肩にもたれてきた。
やっぱりいいにおいがする・・・。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ