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俺が幸せにするから

第15章 ひとつ…

少し離れ、実樹を見つめた。

翔「実樹・・・愛し・・・」

言いかけた俺の口を、実樹は自分の指でふさいだ。

実「私から言わせて・・・翔ちゃん・・・
愛してる」

その言葉で、俺の理性が・・・とんだ。

翔「俺もだよ・・・実樹」

そのままソファーに押し倒した。
実樹の肩で、チャランと音がした。
ふと目をやると、ネックレスが目に入った。
いつもしている、結婚指輪のとおしてあるネックレスだ。

…実樹はもう俺のものだ…

キスをしながら、ネックレスをはずした。

…こんなもの…いらない…

体は心配だったけど、気持ちを抑えられなくなってた。

実樹も俺を、受け入れた。



子供の帰りに間に合うように、実樹はホテルを出た。

良冴からメールがきた。

良『ママと話し合いできた?駅で言った事は本気だよ。泣いてるママより、笑ってるママが好き。それが出来るのは翔ちゃんだけだから…またメールするね。』

良冴・・・お前本当に中学生か?
なんだか俺よりずっと大人に思えるよ。

大丈夫、俺絶対実樹を幸せにする。
お前達もな・・・。



何か飲みたくなっちゃったなぁ。
誰か誘ってみよっ!

『今からこっち出ます。もしよかったら夜俺んちで飲まない?返事待ってます!』







おっ、みんなOK だ!
帰る支度しよっ!

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