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俺が幸せにするから

第19章 初めての朝

翔「おはよー!あれ…亜矢は?」

良「パパおはよー。亜矢は今起きて仕度してるよ」


パパか…いいね~!!


実「翔ちゃん、おはよー!先に着替えと歯磨きしてきて。朝ごはんできてるから」

翔「は~い!!」


俺、超いい返事!
実樹には、昨日の余韻にひたる暇なんてないんだね。
朝は戦いだね!


亜「あっパパ、おはよー!」


何回聞いても、いいね~!


翔「いつも何時に出掛けるの?」

良「俺は7時15分頃かな。30分迄に出掛ければ間に合うんだよ」

亜「亜矢は45分にみんなで集まって、行くんだよ」

翔「そっか~。良冴時間ないぞ、急げ!それにその頭、何とかしないと…」

良「あ~大丈夫。重力に負けて、そのうち直るから」


中学2年生…色気はないのか~?
何だかんだで、学校の時間…。


翔「車に気を付けろよ。また来るからな。
メールしろよ!」

良「わかった、またねパパ。いってきます」

翔「あっそうだ。良冴…ちょっと…」

良「何?」

翔「ギューってさせて」

良「えー!!」


少し照れていたけど、ギューってさせてくれた。
大きく手をふって学校へ向かった。


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