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松「翔さん…翔さん…起きて」

翔「う～ん…あっ、ごめん。みんなをほかっておいて、寝ちゃったね」

松「俺も、もう帰るんで、戸締まりだけして下さいね」

翔「うん…サンキュー。いろいろありがとうな。今の俺達があるのも、松潤達のお陰だよ。本当にありがとう」

松「そんな…好きな人のためだから」


まっ…まだ言うか。


翔「えっ？あ…あの…感謝しきれないくらいだよ」

松「・・・」

翔「…松…潤？」

松「翔さん、最後の最後にお願いがあります。それで本当に翔さんを諦めます」

翔「俺に出来る事なら…聞くよ」

松「…ス…」

翔「えっ、何？」

松「キス…して下さい」


えー！！落ち着け…おち…


松「ダメ…ですか？」

翔「ダメと言うか…いきなり…心の準備が…その…ね」


準備どころか、男とキスするなんて…


松「その先は、望みませんから…」


いや、望まれてもこまるけど。


松「…ダメ？これで最後にします」

翔「本当に諦めてくれる？友達として、一人のメンバーとして見てくれる？」

松「…はい…」