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乾いた空

第3章 三章




更に二年が過ぎた頃、Sは皮肉にもスキルス性のステージ4の末期の胃癌になり呆気なく、この世を去ってしまった。

お互い名前は知らないままで、僕はSに素性を話すことなく終わってしまった。



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