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乾いた空

第3章 三章





「お……お父さん……」


「ま…まさか……
ユ…ユウキ……なのか…?
し…信じていいのか……」


「うん。
オリオン座の話ししか出来ないけどね。」
「ユ…ウキ……
な…何故…こんな所に…?」

「私ね……
病院なの。
それを悲観して自殺未遂したのよ。
命を粗末にしてごめんなさい。」



ああ……



僕は今まで何をしていたんだ……

もし、
この子が男性で息子だったら……

大きくなって家族を持って、父ぐらいの年齢だったら……




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