テキストサイズ

乾いた空

第4章 四章






「そんな綺麗事言ったって、所詮私達は同じ病気で、むしろあんたなんか先に発症してんじゃん。


どっちが汚いのよ。」



お互い殴り合うかのように揉みくちゃになり、身なりはぐちゃぐちゃに乱れ果てていた。


私達は完全にヒートしていた。











気が付いたら目の前にユウキがいなくて………


目の前は………




目の前は崖だった………





空は快晴で晴れ渡っていた。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ