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乾いた空

第4章 四章





ここのところ随分と睡眠不足が続いていたせいか、死んだようにぐっすり眠れた。

起きたら男性の姿はなかったが、荷物があったのと暖炉の火が小さくなっては少し寒気を感じていたので、薪、もしくは薪の代わりになる枝等を取りに行ったことは解っていた。

悪い事だと解りつつも私は男性の荷物を覗き込んでみた。

荷物には身分を正面するものは全く無かった。
それが気になる。


更に探すと
何か写っている写真が何枚かあった。



!!











それはどう見ても、生きている人間の写真では無かった。
傷口の部分と顔を重点的に写していた。

あまりにもグロテスクだった。


この人は
神社で会話していた男性……!!




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