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乾いた空

第4章 四章





この状況が
太陽の光りの様に何だか少し温かく感じた。

太陽が少しずつ欠けてはいき、深いブルーの空がスッポリと景色を覆い被せる様に広がってゆく……
でも太陽の光りは最後まで諦めないかのように激しくも1日にさよならを告げるように儚く光りを放つ。


その時、私はその太陽を見ては決心した。


ずっとこの人に甘えてはいられない。
私はユウキを殺したのだから。
でも折角、助けてもらった命を大切にして生きて警察へ行こう。


罪を償って、
最後を迎えよう。




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