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乾いた空

第4章 四章





どうなっても良いと思っていたのに……
私は……


私は心のなかは恐怖でいっぱいだった。
何も無い恐怖……

目の前にどうしたらいいか分からない現状………

泣いても
叫んでも、

どうしようもならない。

寧ろ、体力を奪うだけであり、彼が助かる訳でも無い。


車が炎上しなかっただけ良かったと思う自分と、一層のこと炎上して一気に爆発してしまえば、二人してこんなに苦しまなくて良かったと思う自分がいる。


でも私はもう逃げないと自分に誓ったばかりだわ。



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