テキストサイズ

乾いた空

第4章 四章





冷静に……

冷静に………

私以外誰もいない……


冷静に………




探しても、探しても、良く見ると変な機械?ミンチ機?工具の入った鉄製の入れ物、何個かのレモン……



なんなの?




今はそんなのどうでもいい。
とにかく火のつくもの………



一度ひっくり返った車の中はごちゃごちゃなのと、暗闇で何が何だか良く見えない。


それを嘲笑うかのように、向こう岸から野犬の 遠吠えが聞こえてきた。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ