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乾いた空

第5章 五章ー1






今日が退院の日……
これから警察へ行こうと決めては、部屋を後にし、エレベーターへ向かう途中…


「何も覚えてません。」


!!

聞き覚えのある声……



聞き覚えのあるこの声は………

恐る恐る、ゆっくりと声のする部屋を覗き込む。

















そこには医者に事情を聞かれている傷だらけのユウキの姿があった。






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