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乾いた空

第2章 二章




三人のうち、
二人は目が大きいのにバサバサなまつ毛を付けては茶色く長い髪をクルクルに巻いて、これが今の流行りであろう、まるで双子に見えるぐらい、同じスタイルだった。

1人は二人とは似つかわしく、真っ黒なストレートな髪に真っ直ぐ揃えた前髪。切れ長でも大きな目をしていたが、何だか人を寄せ付けなさそうなイメージだった。



「こんにちは~!
忙しい時にありがとう!あたし達、超感激だよ。」


双子のうちの1人が軽いノリで嬉しそうに言った。


僕以外の仲間はすっかり軽いノリになり、二人と盛り上がり初めていた。




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