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乾いた空

第2章 二章




受け取った水を飲むと何だか少しスッキリした。
余裕が出来たのか、隣を見ると、そこにはサキが座って心配そうに僕を見ていた。


「大丈夫?
本当はこういう場所慣れてないでしょ?」

「う…うん。」


「実は私もそうなんだ。」


そう言っては、恥ずかしそうに微笑んで来たおしぼりを僕にくれた。

僕はサキが隣だったことにホッとしたが、反面女の子が隣にいるせいかドキドキしていた。



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