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乾いた空

第2章 二章





それから、
サキとは携帯番号を交換しては、僕は塾やセミナーをサボり度々会っていた。


サキは初め"自分は底辺の学校なのにいいの?"と聞くが、僕にはそんなの関係なかった。彼女といると何故か落ち着いたし、一緒にオリオン座を見ていたかった。

サキと見るオリオン座は美しく何故か懐かしいく温かい感じがした。


サキも僕といるのが楽しいと言ってくれた。僕はサキに必要とされていることに喜びを感じた。



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