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月夜の下で…

第6章 ~ 想いの果てに ~

 
 
 
「ほんと…キレイな月だ ね‥‥」
 
「みちる…
 オレと‥また‥‥」
 
「楼‥‥」
 
 
 
愛おしむように見つめ合い、互いにゆっくりと顔を近づけ唇を重ねた‥‥ 
高鳴る鼓動…
 
みちるの体は熱くなり、頬が赤く染まっていた。 
 
 
 …なんか…体が変‥‥ きっと‥愁のせいだ‥ ‥‥
 
 
「みちる?
 具合でも…」
 
「ううん…
 なんでもないっ‥‥」 
「‥‥もしかして…
 愁さんに‥変な体にさ れたんじゃ‥‥」
 
 
 っ!?
 
 
 
その一言で余計にみちるの顔は赤くなり、恥ずかしそうに俯いてしまった。
 
 
 
「みちる…
 今から‥オレん家来な い?」
 
「えっ…?」
 
「早く…オレでいっぱい にしたいんだ‥‥
 
 愁さんが触ったとこ全 部…オレに触らせて… ?」
 
 
 
物欲しそうに見つめる楼に、みちるの体と心は余計に反応した…
 
 
 
「うん…
 ぼくも…楼を感じたい ‥‥‥」
 
 
 
見つめ合い、ドキドキと激しく胸が高鳴る中…
 
月夜の下で、今度は深く唇を重ねた――――…… 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
        END 
 
 
 
 
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