黒子のバスケ~裏試合~
第2章 真ちゃん、もっとキテよ
真ちゃんは
長い、大きな手で俺の頭を撫でる。
「ん……」
キモチいな……やっぱ。
ぎゅっ、と
床につく真ちゃんの背中に腕を回し
真ちゃんに抱きつく。
「……高尾」
愛しい、俺の名前をよぶ真ちゃん。
「んー?」
「……俺は、幸せだ」
そういって
撫でていた手で
俺の頭をぐっ、と
真ちゃんのかおに近づける。
「わっ、」
「高尾……愛している」
俺がかおをあげると
真ちゃんの優しくて
きれーな顔が目の前で微笑んでいた。
「……俺だって愛してるっての。
まじ、大好き……」
俺たちは
長い長いキスをして
お互いの愛を確かめあった。
エース様、万歳
ーENDー