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黒子のバスケ~裏試合~

第3章 ったく!わかんねぇよ…勉強も、黒子も




黒子は
イスを反転させて
俺の机をつかいながら
問題集を開く。




座高的に
俺は黒子を見下ろすかたちに
なるわけで……




うつむく黒子の髪の毛が
視界にはいる。





……可愛いっ、て思うのは
おかしくないよな?





無意識のうちに
俺の手は黒子の頭を撫でていた。



「わっ……火神くん、?」


「……」

いきなりで驚いたのか
丸い目で俺を見る黒子。



……

やべ。

顔、ちけぇよ……










「っ……ん!

 かが、……っふ……」


黒子の頭を撫でる手を
耳、頬、あごに下ろし

そのまま顔を近づけて


黒子にキスをおとす








「っは、

  だ、誰かにみられたら
  どうするんですか!」


「……大丈夫だろ
 みんな出てったし、声しねぇ」



そんなこと、

気にしてられねぇし。




いま、目の前にいる
黒子のことでいっぱいだっつの。

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