黒子のバスケ~裏試合~
第3章 ったく!わかんねぇよ…勉強も、黒子も
『まもなく最終下校の時間です。
校舎に残っている人は
速やかに下校してください』
そんな放送がながれた。
「……まじ、かよ」
この学校見回りはえぇから
早く出なきゃヤバイんだよな…
……イってねぇのに…
ため息をつきながら
黒子をしたに起き上がる。
が
黒子は
さみしそうな顔で
起き上がる俺の腕を掴んだ。
「…黒子、帰らねぇと…」
「わかってます……っ
でも…火神くん…」
イってないでしょう?
という顔をしてうったえる黒子。
「…だから、
家で、続きするぞ」
そんな俺の提案に
黒子は照れたようすで頷いた。
─あ、勉強。
それから一週間。
「かーーがぁーーーみぃー!!!
なんで点あがってねぇんだよ!?」
「つーか下がってんじゃない!!
このっ……
バカがみがぁぁああ!!!!」
主将と監督にシメられたのは
言うまでもない。
「っしかたねぇだ…です!!
黒子がっ!!「火神くん!!」
そして
真っ赤な顔で
ひざカックンされたのでした。
『つぎはもう少しちゃんと
勉強しましょう、ね?』
『性のほうな』
『……(怒)』
『だぁぁ!冗談だっつーの!』
ーendー