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エロ恋

第2章 突然の…

ガチャ


一瞬、躊躇う。


そんな気持ちを打ち消すように、誰もいない空間に向かってわざと言い放つ。


「あ~落ち着く。…昨日、あんなことがあったけど、やっぱココが一番だねっ。」


校舎の一番奥、だれも使わない部屋。


でも、なぜかこの場所が好きだった。


自分を包み込んでくれるような場所だった。


さすがに、ドアのところはいろんな意味で抵抗があったから、


できるだけ遠くに行った。


窓辺に寝ころぶと、すぐに睡魔が襲ってきた。


「ン…。」


そのまま、深い眠りに落ちた。

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