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好きな人がいた

第5章 高校二年生

泣きながらCちゃんに電話した。
「どうしてばらした」
と責めた。
原因は一切Cちゃんにはないのに。
もう止めることはできなかった。
Cちゃんは驚いて
「確かに言ったけどそれは愚痴とかじゃない。
きっとAくんは勘違いをしている」
と言った。
それから長い間私とCちゃんは電話を続けた。
中身はほとんど覚えていない。

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