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好きな人がいた

第5章 高校二年生

お前は何様だ
そんなに軽い人間だとは思わなかった
俺の不幸を見て笑ってたんだな
気持ち悪い
Cちゃんにまで迷惑かけて
最低だ
友達だって信じてたのに
二度と俺に近づくな
もし弁明があるなら言ってみろ

簡単に言えばこんな内容だった。
そんなに大したことはないと思うかもしれない。
でも私にとって、彼からの拒絶は耐えられない私にとってそれは、私の存在価値の否定に他ならなかった。

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