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これ、欲しいんだろ?

第7章 告白


俺は洗面所で鏡に顔を映した。

「やべーよ、やべー・・・」

そこには何とも言えない顔をした俺が立っていた。

性別は関係ないと言った。

男だから気持ち悪いとか、そういう考えじゃないのは確かだ。

でも、実際問題、渡瀬は男で俺も男だ。

欲情してしまったのも、もしかしたら一時の気の迷いなんじゃ・・・

自分がすごく怖くなった。

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