背徳の雨
第5章 儚く、脆く
あれから4ヶ月は経っただろうか。
気が付けばNo.1にまで登り詰めていた。
先輩に嫉妬、逆怨みされ
俺は日常でセクハラを受けていた。
今思えばよくわからないが
俺の客が見ている前で突然キスしてきたり
お尻を触られたり、
胸を必要以上に揉まれたり…
俺の客は何だか喜んでいたので
正直苦痛ではなかった。
だがそれだけならまだ良くて
裏でヤられそうになったり、殴られたり
そんな事が日常化して
No.1になってすぐに店を飛んだ。
白狐は私がNo.1になった時
自分の事のように喜んでくれたのに
その期待に添えられなくて自分を責めた。
白狐には何故辞めたのかは言わなかったが
彼は仕方がないよ、と慰めてくれた。
辛かったんだね
と。
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