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約束

第3章 仲直り

そして最後に、パークを見晴らせるSSコロンビア号のデッキにのぼった。

「遥歌」

「ん?なぁに?」

「何で最近、冷たかったんだ?アイツらだろ?」

「…うん。だって、全然あたしに構ってくれないから…」

「あのな、遥歌。俺がすきなのはお前だけ。遥歌しか見てないから。あんなヤツらは対象外!笑」

「そっかww」

「俺ら、ちゃんと付き合ってなかったよな?」

「うん」

「だから、言うよ。
俺と付き合ってください!!」

「…はい!!」

ふたりで笑った。

なんか改めてすぎておかしいのと、

こんなにだいすきな人と愛を確かめ合うことが幸せすぎて。

和は、いつの間にか買ってくれていたネックレスを取り出し、あたしの首につけた。

「これは、遥歌は俺だけのものって証!」

「ふふ、かわいい。ありがとう♪」

そして夜景の中、ふたりはキスを交わした。

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