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caramel

第2章 導

―――保健室。

ピチャッ…

『っん…ふぁっ…はぁ…っ』

彼女の口内は唐澤の舌に攻められて、時折甘い吐息と唾液の音を漏らしていた。



そう。
何からすれば良いのか、と率直な疑問を述べる唐澤に、幸也は普通の解答をした。

「やっぱ、キスだろ」

「キス…ですか」



‥別にディープキスとは言ってない
まあ楽しそうだから良いか



「唐澤?そろそろ次の工程、な」

二人の唇が離れる際に、ツーっと銀の糸がひいていたのが見えた。


唐澤は次の言葉を待っている様だ。

「何止まっちゃってんの?お互いの服、脱がせてあげなきゃ」


少し躊躇った唐澤だったが、彼女の服を脱がせ始めた。

白い肌が浮かび上がる。

ゆずは唐澤によって生まれたままの姿になっていた。

‥別に裸にしろとは言ってない
意外と盛ってんな唐澤


彼女は少し恥ずかしいのか、乳房を手で覆い、秘部を両脚を擦り寄せて隠していた。

「ゆずも唐澤の服脱がせてやれよ」


唐澤が此方に少し不服そうな眼差しを向けてきた。

「先生、その…ゆずじゃなくて…岡崎って呼んで下さい」

‥はいはい
キミが嫉妬しちゃうわけね


「名字知らなかったんだよ…。んじゃ岡崎。唐澤の上半身だけ裸にしてやんな」

『は…はぃ』

ゆっくり、岡崎が唐澤の衣服を脱がせていく。


「唐澤、お前本当は今すぐ岡崎を貪りたいんだろーけど、我慢な」

「んな「いーから。俺の言う事聞け」」

‥へっ
セリフ被せてやったぜ
さっきのお返し、な

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