
caramel
第3章 逢
‥割に耐えた方だな俺
でももう無理だ
「歌織……俺も…イく…っ」
保険医が自身を抜き出す。
歌織のお腹辺りに、白濁液がかかる。
歌織はソレに興味を持ったのか、
白濁液を指ですくったかと思うと、
そのまま指を口に含み、全て舐めとってから指を出した。
『…苦い』
‥何のサービスだ
それは
「お前のはウマいけどな」
保険医は、栓が無くなって歌織のソコから溢れていた蜜を指に絡め、歌織に見せる。
「舐めてみる?自分の」
『そんなサービス要らない』
‥俺からのサービスは
拒否ですか
「はいはい。せっかく美味しいのに」
『私、甘いもの苦手なの!!』
‥いや
そういう問題じゃねぇし
「へぇ。俺は甘党だけどね」
『私、苦いもの好きだから』
その一言にニヤッとする保険医。
「俺の精液、美味しかったんだ?」
『そっ…んな…なわけないでしょ!?』
顔を真っ赤に染めて怒る歌織も、
保険医の前では無駄な抵抗に過ぎない。
「ふ~ん?」
『…もうっ!何か疲れた!!寝る!!!!!』
「添い寝してあげよっか」
『要らないしっ!!』
「…服着てから寝て?じゃないと…」
『…と?』
「襲っちゃうかも」
『ふざけんなー!!!』
「くくっ。冗談だから気にすんな」
少し脅えながら眠りにつく少女。
‥先生と、生徒か
まさに禁断
“禁断”は破ってこその禁断、
幸也の楽しみは始まったばかり。
‥コイツが起きたら
少し話してみっか
何故、この少女に興味が沸いたのか。
“恋”に鈍感な幸也は、気づかない。
出逢いが、二人を変える
