迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第8章 鎧
マシロの涙が
収まった頃
俺は
マシロを
背中から
抱きしめたまま
マシロを
そっと
布団に横たわらせた
そばに
置いておいた
布団を
たぐりよせ
俺とマシロを
布団で包みこむと
なんでか
俺は
鎧が
軽く
なっていた
「ユウヤさん・・・」
「ん?」
「・・・軽い・・」
「そうか」
「・・軽くて・・・
寝ちゃいそう・・」
「あぁ・・
わかるよ、それ。
でもな
まっぱに
なったから
だけじゃねーんだ」
「・・・え?」
誰かを
抱きしめたり
抱きしめられたりすると
軽くなるんだよ
マシロ・・・
だから
俺は・・・・
「ひとり
じゃねーからなんだ」
収まった頃
俺は
マシロを
背中から
抱きしめたまま
マシロを
そっと
布団に横たわらせた
そばに
置いておいた
布団を
たぐりよせ
俺とマシロを
布団で包みこむと
なんでか
俺は
鎧が
軽く
なっていた
「ユウヤさん・・・」
「ん?」
「・・・軽い・・」
「そうか」
「・・軽くて・・・
寝ちゃいそう・・」
「あぁ・・
わかるよ、それ。
でもな
まっぱに
なったから
だけじゃねーんだ」
「・・・え?」
誰かを
抱きしめたり
抱きしめられたりすると
軽くなるんだよ
マシロ・・・
だから
俺は・・・・
「ひとり
じゃねーからなんだ」