迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第9章 鍵
「明日早いし・・
もう寝るか?」
「あ・・そうですね」
さっきまで
リラックスしてた空気が
ちょっと変わった
「あ、そうだ
俺さ、あれ買ってきたぞ」
「なんですか?」
「豆球。
お前、電気の豆球切れたら
ちゃんと買えよ~
昨日、真っ暗だったじゃんか」
「あ、それは・・」
「・・ん?」
「あ、あの・・
なんとなく
真っ暗じゃないと
眠れなくて
それで・・」
「へ~~~
あ、わざとやってんのか
あ、そっかそっか
そんじゃいらねーな
俺は
どっちでもいいからさ」
「すみません」
「かまわねーよ
セックスするわけじゃねーし」
あ・・・
変なこと
いっちまった
と思ったけど
「ばかですか」
そう言って
マシロは
顔色ひとつ変えず
俺をジロっと睨んだ
でもな
マシロ
お前、耳
真っ赤だぞ。
お前は
どんな時でも
真顔で
なんでもねーって感じで
平気な顔をする
でも
お前は
動揺してると
必ず
耳を赤くする
俺だけが知ってる
秘密だ。
俺が知ってるってことは
お前にも
秘密。
もう寝るか?」
「あ・・そうですね」
さっきまで
リラックスしてた空気が
ちょっと変わった
「あ、そうだ
俺さ、あれ買ってきたぞ」
「なんですか?」
「豆球。
お前、電気の豆球切れたら
ちゃんと買えよ~
昨日、真っ暗だったじゃんか」
「あ、それは・・」
「・・ん?」
「あ、あの・・
なんとなく
真っ暗じゃないと
眠れなくて
それで・・」
「へ~~~
あ、わざとやってんのか
あ、そっかそっか
そんじゃいらねーな
俺は
どっちでもいいからさ」
「すみません」
「かまわねーよ
セックスするわけじゃねーし」
あ・・・
変なこと
いっちまった
と思ったけど
「ばかですか」
そう言って
マシロは
顔色ひとつ変えず
俺をジロっと睨んだ
でもな
マシロ
お前、耳
真っ赤だぞ。
お前は
どんな時でも
真顔で
なんでもねーって感じで
平気な顔をする
でも
お前は
動揺してると
必ず
耳を赤くする
俺だけが知ってる
秘密だ。
俺が知ってるってことは
お前にも
秘密。