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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第12章 現実

「ん~・・・

ちょっとな。



ちょっと・・・



なんだろな~・・・」






「なぁに?」





ママは
酔いが回ってきたのか

やたらと
俺に顔を近づける





「笑うなよ?」




「笑わないわよ」




「寂しがりなんだよ」




「知ってる」




「だから・・・


だからユウヤが
心地よかっただけなのか



アイツに
その・・・


惚れてたのかどうかとか

わかんねーんだよ







寄っかかるヤツが
他にいたら




そいつとまた





寝たりすんじゃねーかって





思ったり


すんだよ・・・




けどな


けど・・・
ユウヤと
居るのは(寝るのは)

心地よかったんだよ・・」








「島ちゃん・・・」








「ん?・・」



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